女性に多い隠れメタボリックシンドロームには要注意

メタボリックシンドロームはもはや現代病です。 メタボという言葉だけ切り取ると、いっけんライトなイメージですし、ぽっこりお腹をなにかからかうときに使うようなイメージをしてしまいます。 しかし、実はメタボは恐ろしい病気なのです。

隠れメタボリックシンドロームとは何だろう

メタボリックシンドロームは、内蔵脂肪から分泌される色々な物質に狂いが生じて、糖や脂質など栄養の代謝に異常が起こったり、血圧に異常が起こる病気なのです。 これが深刻化すると、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの非常に恐ろしい病気に発展する可能性が高いのです。 しかも、メタボのから起こる症状は自覚症状が分かりにくいためとても厄介です。 メタボかどうかは、医療機関で血圧や血糖値、中性脂肪の値などを調べてもらわないとはっきり分からないのですが、基本的には、男性であれば腹囲が85センチ以上、女性であれば90センチ以上はメタボと思っていただいてよいかなと思います。 ただ、力士などの場合は、筋肉量がなかり多いのでそれなりの腹囲があってもメタボの対象外となります。 だいたいメタボについては、理解できてきたでしょうか? しかし、最近では、隠れメタボというのが女性に多いのです。 スリムでほっそりした女性でも(腹囲が基準値以下でも)高血圧だったり、高血糖、脂質異常のうち、2つが該当するとメタボに属するのです。 こうした隠れメタボは、900万人以上いると推定されており、この数字はメタボとほぼ同数です。

隠れメタボは病気の温床

女性に多い隠れメタボが非常にやっかいなのが、体には脂肪がついていないように見えても、実は血液中に脂肪がつき過ぎてるようなもの。 血液の中に脂質やコレステロールが多いということです。 このような状態を放っておくと、動脈硬化や心臓病になるリスクが非常に高まります。 これほどまでに危険な隠れメタボですが、なぜ女性に多いのでしょうか? 原因として考えられるのが、食事制限による無理なダイエットです。 通常、女性は加齢とともに女性ホルモンの分泌が減少するので、コレステロール値が下がりにくくなり、体内に中性脂肪が多くなっていきます。 それに加えて、ダイエットで栄養の摂取が不十分になると、栄養の状態が悪くなるので、中性脂肪の増加に拍車がかかるのです。