年齢とともに痩せにくくなるのはどうして?

20代の頃は少し運動すればすぐに痩せたのに・・・と30代、40代の女性はよく言います。 そもそもなぜ、若い頃は痩せたのに年齢を重ねるほど痩せなくなるのしょうか? 実は2つの要因が大きく関係しているので、その2つの要因と対策法について紹介したいと思います。

腸内に悪玉菌が繁殖するから

10代、20代のころは腸内菌のバランスが良い傾向にあります。 人間の腸内には、善玉菌と悪玉菌が棲んでいてこれらの菌が互いに勢力争いをしながら共存しているわけですが、若いころは悪玉菌より善玉菌の方が優勢傾向にあります。 しかし、最近の腸内研究では、30代の後半になると、腸内に大腸菌やブドウ糖球菌などの悪玉菌が繁殖しだすことが分かっています。 腸内において、善玉菌は消化・吸収を助けたり、老廃物を排出するサポートをしたりします。 この善玉菌の働きによって人間の生命維持の基本、つまり新しい細胞と古い細胞の交換が活発に行われるため、それによってエネルギーが消費されるので、肥満になりにくいわけです。 一方、悪玉菌の働きは善玉菌と逆にります。 悪玉菌は腸内に便をため込んだり、消化・吸収を邪魔したりするのです。 先にもお話ししたとおり、30代後半くらいから腸内に悪玉菌が増えやすくなっていきますから、体内のエネルギー消費量が減り、痩せにくくなるのです。

基礎代謝が低下するから

人間のエネルギー消費は、運動によってのみ消費されるものではありません。 就寝時や静止しているときにも、実はエネルギーを消費しています。 要するに、どんなに私たちが安静にしていても、呼吸したり内蔵が運動しているわけで、常にエネルギーが消費されているのです。 この基礎代謝は痩せたい人にとっては非常に軽視できない存在です。 なぜなら、基礎代謝は1日のエネルギー量のうち60%~70%を占めるからです。 基礎代謝は、10代半ばの頃に一番高い状態で、20歳を超えてくるとだんだん低下していく一方になります。 さらに50歳くらいから急激に減少していくのです。 実は、これには筋肉量の減少が関係しています。 基礎代謝によるエネルギー消費のうち、もっとも消費量を占めるのが筋肉なのです。 年齢とともに筋肉が減少するから基礎代謝も減少するのです。 したがって、20歳の人と40歳の人が同じ内容のトレーニングをしても、同じように痩せることはありません。