ファスティングを実践しても痩せない理由

ファスティングは「断食、絶食」という意味がありますが、これをダイエットとして実践する人はとても多いです。 断食は医療行為や民間療法として用いられることもあり、その有効性が認められているものでもあります。 しかし、ファスティングはダイエット法として、有効なものなのでしょうか?

基礎代謝のカギである筋肉を落とすことになる

ファスティングダイエットについては、賛否両論の意見があります。 ファスティングは短期間で痩せる効果が期待できるという意見もあれば、ファスティングは体への負担が大きいので推奨できないという意見もあるわけです。 さまざまは意見が飛び交うなか、確実に言えるのは、ファスティングは基礎代謝を低下させる可能性が高いということです。 基礎代謝とは何かを知ってますか? 私たち人間は、歩いたり走ったりすることでのみ、体内のエネルギーが消費されるのではなありません。 私たちが寝ているときも、テレビを見ているとき(静止しているとき)も、常に体の中ではエネルギーが消費されているのです。 つまり、心臓や肺などの内蔵は、私たちがどんなに静止していても動いているわけで、それによ体内のエネルギーが消費されているわけです。 これを基礎代謝と呼ぶのですが、この基礎代謝の6~7割は筋肉によって消費されます。 ですから、ファスティングによって、体に取り込まれる栄養が減少、あるいはまったくなくなってしまうと、体内にタンパク質や糖が不足しますから、筋肉から取り崩されてしまうのです。 これにより、基礎代謝の6、7割を占める筋肉が減少してしまうことになり、結果として基礎代謝が減少してしまうのです。 ですから、体内で消費されるエネルギー量が減り、肥満をになりやすくなります。

代謝をアップさせるために食べることが必要

前項で述べた内容を踏まえると、ファスティングは基礎代謝を低下させ、肥満体質に変えてしまう恐れがあると思います。 ですから、私がおすすめしたいのは、ファスティングするのではなく、食べる内容を見直してほしいと思うのです。 先にもお伝えしたように、基礎代謝の6、7割は筋肉が担っているわけですから、筋肉を増やすことで基礎代謝の向上が期待できるのです。 ということは、筋肉の材料になる栄養をたくさん摂取する必要があります。 筋肉はタンパク質が原料となり作られます。 ですから、タンパク質多めの食事を心がけましょう。 タンパク質は、肉類、魚類、卵類、大豆製品、乳製品に多いですから、これらの食品を献立に多めに入れてみてはいかがでしょうか?